【令和４年度　活動報告】「心といのちを考える講演会」開催！

開演前に恒例のコーヒーサロン「よってたもれ」開店、スクリーンではブラボーさんの近況を取り上げ昨年５月に放送された「日本のチカラ」が上映されました。

予定の時間となり袴田会長より主催者あいさつ、共催の藤里町より佐々木文明町長のあいさつに続いて、いよいよブラボー中谷さんの登場！

最初にハンカチなど小ネタのマジックで会場はどよめき、秋田弁丸出しのトークで笑いを誘いつつ、腎臓を患い人工透析となったご苦労をお話しくださいました。

当初は「人生終わった…」とショックを受けましたが、「好奇心」で１回４時間で週３回の透析生活を乗り越えようと心機一転、透析の時間中もマジックの研究や仕事の打ち合わせに有効活用してお過ごしとのこと。

折しも新型コロナ感染拡大により各種イベントが激減、ダブルパンチの日々ながらマジックのアシスタントも務める奥様のはるちゃんと、地元・美郷町で食堂「呑呑」を営みながら二人三脚の日々を送っております。 

かつて空手の試合で大ケガし大学病院に入院、小児病棟の子供達とのふれ合いからマジック習得を志

し、当初は初歩的なマジックながら子供達は大喜び！しかし中には不治の病で亡くなってしまう子も…。

「おじさん、プロのマジシャンなの？」「ああ、そうだよ」と冗談でつい答えてしまったことを悔やみ、サラリーマンを辞めてプロマジシャンを目指したエピソードや、東日本大震災で慰問活動として訪れた現地の方々との体験談などでは思わず言葉に詰まる場面も…。

かと思えば爆笑トークの連発に、会場の皆さんも笑ったり涙ぐんだり、あっという間の９０分でした。

終盤には空中浮揚や猛獣？を使ったイリュージョンなど、もちろんマジックも大ウケで講演会は終了、町内外からお越しの皆さんも大いに楽しんで、また有意義なひとときをお過ごしいただいたものと存じます。

また会場では恒例につき、当町の社会福祉協議会による「白神まいたけキッシュ」の販売コーナーも大盛況、町内外の皆様からお買い求めいただきました。